日本における面会交流の頻度と質(2018年)
H30司法統計
第41表 子の監護事件数―終局区分別申立ての趣旨別調査命令の有無別―全家庭裁判所
第43表 子の監護事件のうち認容・調停成立件数―申立ての趣旨別子の性別及び年齢別―全家庭裁判所
面会交流事件総数11866件
うち認容(910件)・成立(7169件)、合計8079件
面会交流の回数などが決められた件数5736件
うち面会頻度が
週1回以上137件(1.7%)
月2回以上802件(9.9%)
月1回以上3734件(46.2%)
2~3ヶ月に1回以上1116件(13.8%)
4~6ヶ月に1回以上271件(3.4%)
長期休暇中120件(1.5%)
別途協議682件(8.4%)
その他1217件(15.1%)
うち宿泊
あり1266件(15.7%)
なし6813件(84.3%)
事件総数11866件を分母とすると
面会頻度
月1回以上4673件は事件全体の39.4%
2~3ヶ月に1回以上1116件は事件全体の9.4%
4~6ヶ月に1回以上271件は事件全体の2.3%
宿泊あり1266件は事件全体の10.7%
家庭裁判所に面会交流を申し立てても月1回以上の面会交流が認められる割合は4割以下、宿泊が認められる割合は1割程度。この傾向は6年前から大きく変わっていない。事件件数のみは、平成24年の8828件から平成30年の11866件へと34.4%増加している。