自衛隊2士(自衛官候補生)応募者・採用者数の推移(1988年~2015年)

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(※防衛白書から作成。2008年度はデータ不見当)


1990年代初頭にかけて応募者数は急減し、以降ほぼ3万人規模で推移している。採用者数は1992年以降1万人弱の規模で推移しているが、バブル崩壊による民間雇用情勢の悪化から除隊数が減り、予算上の都合で採用者数を減らさざるを得なかったためと思われる。
2009年度は採用者数が2000人程度となり、応募者数が2万人程度と最低となったにもかかわらず、倍率は9倍となっている。これもリーマンショックによる雇用情勢の悪化による採用者枠の激減によるものと思われる。
民主党政権時代の2士の応募者数は総じて少ないが逆に曹の応募者数は増えている。受験制度改正によるもので、曹または2士の応募者としては大きな変更が無かったかもしれない。
曹も士も共に、第二次安倍政権下では応募者数が年々減少傾向にある。
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第二次安倍政権下での応募者減少傾向は、幹部候補生でも航空学生でも同様にみられる。
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